Weddingスタイル
結婚式の場所
私とkazeburoの実家が離れているので、「どこで式をするの?」とたまに聞かれることがあった。
こういう場合、いくつか選択肢はあると思う。
- 新郎か新婦の地元−−結婚後どちらかの地元で生活するんだったら、新しく生活を始めるところ、もしくはその反対に、遠く離れてしまう地元でする、というのもいいんじゃないかな。
- 互いの実家の中間点−−参加者の移動の負担は公平。お互いの移動距離が1、2時間くらいなら、妥当かな。
- 新居の近く−−式の前に同居してる場合は、打ち合わせとかが便利。出席する方たちに今後生活していくところを見てもらえて良いかも。
私たちの場合は、既に同居していたし、互いの実家が離れすぎてて中間点(名古屋あたり?)といっても馴染みのある土地ではなかったし、友人は東京や北海道にもいるしで、京都以外はほとんど考えなかった。
出席する方たちには小旅行気分で来てもらえるし、何より私たちが京都が好きだから、京都で行うことにした。
結婚式の日取り
つづいて日取り。
もともとお日柄の吉凶なんてそれほど気にするタイプではなかったし、既に入籍も済ませていたので、結婚式をいつ行うかは、”みんなの都合が良い日”で決まってた。
で、具体的にいつにするかだけど、
- できれば土曜日−−土日休みの人は、日曜日はゆっくり休んで会社に行ってもらえるから
- できればお昼過ぎスタート−−私の実家からは、朝一の特急に乗っても、京都に11時くらいにしかたどり着けないから
- 3月末〜5月の連休は外す−−私の実家の事情。この時期は忙しいのだ。
- 梅雨よりは前---湿気が多いと、私のくせっ毛が爆発する(笑)
というわけで、5月末から6月始めくらいかな、ということになった。
ちなみに、6月5日はkazeburoの誕生日。本人はどうでもよさそうだったけど、この日に重ねるのも悪くないかな、ということで、第一希望は6月5日に決定。
人前式
続いて挙式のスタイル。
こちらはあまり明確なイメージを持っていなかった。写真だけの結婚式とかでも良いかな、と考えていたくらいだ。
けれど、結婚情報誌には綺麗な会場の写真がたくさん載ってるし、まんまとそれに踊らされて、式もちゃんと挙げてみようか、と思い始める。
神前式は始めから私の候補には入ってなかった。
神社は大好きなんだけど、白無垢でかつらを付けた自分の姿はみたくないなと。わたしはかなーり大柄なので、綿帽子とか被ったら、天井に頭ぶつけてしまいそう。(゜◇゜;)
で、キリスト教式と人前式のどちらかなんだけど、決め手になったのは、ウェディング・フェアで見た模擬挙式だった。
特に宗教にこだわりのない私たちにとって、キリスト教式と人前式の大きな違いは、ふたりが”前を向いている”か、”後ろを向いている”か(なんて不心得者なのかしら…)。
どういうことかというと、キリスト教式は神様に結婚を誓うので、式の間は基本的に神様の方向を向いている。つまり参列してくれる人たちには、ずーっと背中を見せた後ろ向きなのだ。雰囲気は厳かなんだけど、なんか淋しい感じ。
それに対して、人前式は参列してくれる人たちに結婚を誓うので、常にみんなの方を向いていられる。参加してた私たちも、模擬挙式とはいえ、二人をお祝いしているんだなぁ、というのが感じられた。
参加してくれる人たちとの一体感を大切にしたかった私たちは、その違いに気付いた瞬間、もう”前向き”の人前式しかないと思った。いままでお世話になってきた人たちに、改めて私たちふたりの今後を誓約しよう、と。
ということで、気付いてみれば、私たちも普通に結婚式を行うことになっていた。
どうもウェディング雑誌やWebサイトに巧く乗せられた気がしないでもないけど。それでも楽しみながら、少しずつ準備を進めていくことになる。