小物etc.
テーブル名&テーブル札
テーブル名に良くある”松、竹、梅・・・”って、なんかテーブルにランク付けしているみたいで嫌だった。かといって”A、B、C・・・”っていうのも味気ない。自分たちで各テーブルに好きな名前を付けても良いか聞いてみたらOKだったので、私たちは”日本の伝統色”を使うことにした。
きれいな色味で語感も表記も美しい色名はたくさんあるので、適当に選んでそのテーブルの小物をその色で統一するのも良いかな、と思ったんだけど、結婚式の基本カラーが白と緑で、それ以外の色はできるだけ抑える方針だったので、色名も緑系統の色から選ぶことにする。
本棚の中からいくつかの本を引っ張り出し、カラーチップ片手に色を選ぶ。緑だけでもたくさんの色があって、絞り込むのにはかなり苦労。絞り込んだ色名を、今度はテーブルに座る面々を思い浮かべながら割り振っていく。これはなかなか楽しかった。
そして以下の色に決定。
- 青竹色:新郎新婦会社の同僚&新郎友人席
【あおたけいろ】
若い竹の色で冴えた青みの緑色
竹は成長が早く 冬も緑なので
その生命力からおめでたいものの
ひとつに数えられます - 翡翠色:ふたりの大学時代の友人席
【ひすいいろ】
"翡"はカワセミなど「緑色の羽の鳥」の
オスを意味し、"翠"はそのメスを意味します
翡翠色はそれらの鳥の羽のような
青みの緑色です - 萌木色:新婦友人席
【もえぎいろ】
春の萌えでる木の葉のような色
瑞々しい若葉の黄緑色を表す
日本の伝統色名としては代表的なものです - 青磁色:新婦親戚席
【せいじいろ】
中国で古代から焼かれていた磁器の色
"人間の技術をもってしても及ばない
神秘的な色"という賞賛をこめて
「秘色(ひそく)」とも呼ばれます - 松葉色:新郎家族席
【まつばいろ】
松葉のような濃い緑色
1年を通して緑を失わない常緑樹は
昔から永遠不滅の象徴とされてきました
その代表ともいえる松は特におめでたい色です - 常磐色:新婦家族席
【ときわいろ】
松や杉など常緑樹の緑色
1年を通して変わらないその緑は
昔から永遠不滅の象徴とされ
神聖視されてきたおめでたい色です
この他、孔雀緑(くじゃくみどり)も用意してたんだけど、テーブル数がひとつ減ってしまったので、結局使わず。ちなみに札は用意しなかったけど、高砂席は白緑色(びゃくろくいろ)。
プロフィール冊子で使ったきぬの残りの細長い紙に、テーブル名を印刷。それを三角柱に折って完成。縦にしたのは、そのまま立てても良いし、会場で用意されてるハガキホルダーに挟んでも良いようにするため。縦向きに合わせて、文字も縦書きにしてみたらかっこよかったので、良かったかな。
受付カード
披露宴バイト時代に、毎回メニューをテーブルの上に並べていたので、プロフィール冊子は披露宴前にテーブルの上に置いておくものと思い込んでいた。けどよく考えてみたら、席次表は先に受付で渡さないといけないんだよね。でないと、どこに座ったらいいか分からないものね。
でも、いまさら席次表だけ抜き出して手渡しするのもなんか変。後で挟んでもらうの・・・?かといって受付でプロフィール冊子ごと渡したら、結婚式の間は邪魔になってしまう。。。
ということで、受付ではお名前とテーブル名を書いたカードをお渡しすることにした。
使ったのは江戸小染模様のオフホワイト。招待状の用紙を探していたときに、小花の模様がとても可愛くて気に入ってたんだけど、きれいな緑色がなかったので、使うのを断念していた用紙。ハガキサイズの紙に2枚印刷。お名前欄とテーブル名と、その色の説明文。それから下半分にも名前欄を付けて、ミシン目を入れて簡単に切れるようにしておく。これは、披露宴中のクイズで投票用紙にしてもらうため。
クイズ用投票ボックス
披露宴でのお色直しのときに、黒引き振袖の柄を当ててもらうクイズをした。そのクイズの答えを投票してもらうために使ったのが、このボックス。
kazeburoが投票箱を持って会場内を回るという設定だったので、あまり大きくては扱いにくい。何か良い箱ないかな、と思っていたら、ちょうど貰いもののお菓子の箱がいいカンジだった。色も今回のテーマカラーと同じ緑色。内部もお菓子を仕切るために6つに分かれていた(選択肢は5つ)。
紙製の仕切りをガムテープで補強して、仕切りが倒れたり、投票してもらった半券が混ざったりしないようにする。A4の紙に5つの選択肢を書いて箱の上に合わせてみたら、ちょうど投票口の分だけ隙間が開くサイズだったので、そのまま貼る。これで完成。所要時間30分くらいかな。