ついに結婚式当日

挙式と披露宴の間に

親族紹介

披露宴が始まるまでの間に、友人たちにはいったんロビーに戻って待っていてもらって、挙式に使った会場でそのまま親族紹介をすることになっている。

kazeburoとふたり扉の外で待っていると、みんなが会場を出て行くざわめきの次に、長椅子を動かす音がする。やがて呼ばれてもう一度会場の中に入ると、さっきまで整然と並べられていた木の長椅子が部屋の片側に寄せられて、広いスペースができていた。


会場の前の方、窓に近い明るいところで、親族全員(といっても20人くらい)が半円形に集まっている。私たちがその真ん中に入って、右側がkazeburo家族、左側が私の家族。

Jさんのコメントの後、まずはkazeburoのお父さんがご家族とご親戚を紹介。続いて私の父親が家族を紹介。私の側の方が親族の数が多かったので、こちらは各家族ごとに自己紹介の形を取る。


ひととおり紹介が終わると、今度は親族揃った集合写真。

kazeburoと私が最前列の真ん中、その両脇に両親と兄弟が並んで、2列目、3列目に残りの人たちが並ぶ。考えてみれば、集合写真の真ん中に並ぶなんて、めったにない経験かも。

カメラを変えながら、数回撮影してもらう。後日できあがった写真を見てみると、とりあえず1枚は目をつぶってしまった人もいず、全員が前を向いている写真があったので良かった。

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青蓮院の楠の下で

まだ披露宴が始まるまでにしばらく時間があったので、ここで再び写真撮影タイム。

今度は屋外、青蓮院前の大きな楠の下。6月のちょうど緑が綺麗な時期で、きっと素敵な写真が取れるに違いない、と期待していた。このために天気が晴れるのを望んでいたといっても過言じゃない。


ながーいベールと、ドレスの後ろを美容師さんに(パビリオンコートでは介添えさんはいない)持ってもらい、いそいそと屋外に向かう。途中でみんなが待ってるロビーを通る。みんなドリンクを飲んだりしながらも、多少手持ち無沙汰な様子。待たせてごめんね。でも、もうちょっと待って。

外に出てみると、朝来たとき以上に空は快晴。まるで夏みたいで、暑いくらい。でも、道路を渡って青蓮院の楠の影に入ると、吹く風は爽やかで気持ちいい。


楠の下まずは私たちふたりだけでの撮影。式前と同じように、カメラマンさんに指示されるとおりにポーズを取る。少し離れたところには、何人か観光客もいて、見られているのがちょっと恥ずかしい。そのうちロビーにいた友人たちも外に出てきた。みんなに囲まれるとそれはそれで恥ずかしいけど、知らない人に見られるよりは表情が柔らかくなる。

ふたりだけの撮影が終わってからは、しばらくみんなとお喋り&スナップ撮影。ここでようやくみんなと話すことができて、気持ちもだいぶほぐれてきた。最後に楠の下でみんな揃って写真を撮ってもらう。

そこで時間が来てしまった。まだまだ外にいたかったけれど、披露宴の準備のために、私たちは先に館内に戻る。

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ヘアチェンジ

披露宴が始まる前に、ベールをはずしてヘアチェンジ。小さくまとめていた髪の毛の先をふわふわ散らせて、ティアラを乗せる。とっても好きなベールだったので、ちょっと名残惜しい。

この頃すでに13時を過ぎてたはずで、私のおなかはぐるぐると鳴っていた。。。「ちょっとでも時間見つけて、お料理食べて」と美容師さんに言われる。披露宴中に鳴ったらどうしよう。。。


そのとき控え室の外で美容師さんの「何やってるんですか?」という声が聞こえる。しばらくして、Jさんの同じ疑問の声も。

どうやらkazeburoが控え室脇の階段に座り込んでたらしい。「だって、用意されてた椅子の座り心地があんまり良くなかった。」とのこと。

ところがそこにカメラマンさんが通りかかった。「あ、その構図いいですね。」とかいって、カメラを向ける。結局、このときの表情がとっても良く撮れていたりする(笑)。


そんなこんなで私たちの準備も整い、いよいよ披露宴。「あっという間ですから、楽しんで来てくださいね。」という美容師Nさんの言葉に送り出されて、披露宴会場に向かう。

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