宴の後
帰宅後
2次会が終わった後も、まだしばらくはお店の外でみんなでお喋りしたり、写真を撮り合ったりしていた。その間に、近くのホテルに泊まってて夕食を探しに出てた私側の家族&親戚と遭遇したりもする。
やがて順番に散っていく友達を見送って、私たちふたりだけになった。
もらったマーガレットを入れた大きな紙袋があったので、帰り道もタクシーをつかまえる。kazeburo側の家族&親戚が家の近くの料理屋さんで夕食を取っているとのことなので、そのお店の前でタクシーを降りて、ちょっとだけ挨拶に寄る。
そのお店からは歩いて帰った。昼間はとても暖かかったけど、まだこの時期は夜になれば涼しくて、1日興奮して火照った身体には気持ちいい。
家に着いてまずしたのは、もらった花の整理。1本ずつラッピングしてあるのを開いて、花瓶に活けていく。
次が、いただいたご祝儀と会費のチェック。親戚の多くの分は事前にいただいてたし、それ以外は会費制で一定額だったので計算はラクだった。問題はこの大金をどうするか。次の日は日曜日だし、早めに新婚旅行に出かけてしまうので、銀行に預けていく余裕がない。仕方がないので、帰ってくるまで棚の奥深くに隠していった。
パビリオンコートから持って帰ってきた荷物は、お洗濯が必要なものだけ除いて、残りの整理は新婚旅行から戻ってきてからすることにする。とはいっても気になるものもあるわけで。受付で撮ってもらったポラロイドのメッセージを読んだり、結婚証明書のみんなの署名をながめたりしつつ、kazeburoと今日1日にあったことを話してた。
でも、さすがに時間が遅くなってくる。旅行の荷物はほとんどまとめてたので、後はお風呂に入って眠るだけ。
ふたりでゆっくりお湯に浸かって、ベッドへ。とっても充実した1日だったので、すぐにぐっすり眠った。
これで、私たちのとってもとっても楽しくて幸せだった結婚式の1日は終わり。
もちろん”結婚式”というイベントは、私たちの結婚生活の一つの通過点でしかなくて、これからもっと長い時間をふたりで幸せに過ごしていくハズ。
それでも、その長い時間の始まりのひとつとして、とても大きな意味を持つ1日だった。
その気持ちを忘れないためにも、こういう形でまとめてみた。
ここまでこの文章におつきあいいただいた皆さま、ありがとうございました。