ついに結婚式当日

披露宴(両親へプレゼント〜挨拶〜お開き)

両親へプレゼント

インタビューが終わると、いよいよ披露宴も終わりに近付いてきた。しばらく歓談の時間をおいて、最後の締めとなる。

いわゆる”花嫁の手紙”はあまり好きではないので(たくさんの人の前で、どうして自分の親にしか感謝しないの?)、なし。そのまま両親へプレゼントを渡すことにする。

会場の下手に並んだお互いの両親と向かい合うように、私たちも高砂のテーブルの前に立つ。司会者さんのコメントの後、ひとつずつプレゼントを手に持って、両親のところまで行く。

両親へプレゼントプレゼントの渡し方には、相手の親に渡す「クロス」と自分の親に渡す「ストレート」があるらしい。でも私たちは自分の親への”ありがとう”の気持ちと、相手の親への”よろしくお願いします”の気持ちの両方を表明したかったので、両方の両親に順番に渡すことにした。初めはkazeburoのご両親に、ふたりで向かい合ってご挨拶。私が持っていたプレゼントの箱をkazeburoお父さんに手渡す。次は私の両親。今度はkazeburoから私の父親にプレゼントが渡された。喜んでもらえるといいな。

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ご挨拶

ここで出席してくれたみなさんに、まずは家族を代表してkazeburoお父さんからご挨拶。結婚式が決まった頃から、この代表謝辞にかなり緊張されていたらしいけれど、きちんとまとめていただきました。


謝辞続いて私とkazeburoからもご挨拶を。私たちふたりのご招待という形で来ていただいているんだし、ぜひ自分の言葉でお礼を言いたかったので、新婦&新郎謝辞ということにした(単に私がでしゃばりなだけかも)。


先に私が話す。その場で思ったことを話そうかとも考えたけど、まとまりがなくなるのも嫌だったので、一応原稿は作っておいた。kazeburoのポケットに預けてあったそれを受け取る。マイクを渡されて、みんなの方を向いて喋り出す。

みんなに”出席してくれてありがとう”ということと。
お友達のかたまりごと(ひとりずつにはコメントできなかったので)にそれぞれ”今までのありがとう”ということ。
私の両親に向けて”今までありがとう、これからはふたりをよろしく”ということ。kazeburoのご両親に向けて”これからよろしくお願いします”ということ。
最後に改めて、みんなに”ありがとう、これからもよろしくお願いします”ということを、なんとか泣き出すこともなく伝えられた。


そして最後の挨拶はkazeburoから。

「3番目に喋るから話すことないよ」といって、短めの原稿しか用意していなかったけれど、そのときの私たちの気持ちを込めた挨拶で締めくくってくれました。

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お開き

さあ、これでとうとう披露宴も終了。

司会者さんのコメントに合わせて、退場用のBGMが流れ出す。とっても名残り惜しい気持ちで、みんなに向かって一礼。両親も一緒に、6人で階段を下りていく。


階段を下りた先の、挙式に使ったカメリアの間は、長椅子が脇のほうに綺麗に並べられて、入り口まわりに広いスペースが作られていた。ここに6人並んで、みなさんのお見送りをする。

6人が並んで着物とかも整えられたところで、記念撮影を1枚。


その間、会場では私たちからの最後の贈り物について、司会者さんから説明してもらっていた。それは、各テーブルに飾られていたお花。花束に包んで持って帰ってもらうことにしたんだけど、各テーブル1つずつしか用意できない。

そこで、プチギフトの包装に使ったシールを利用。各テーブルで1つだけシールの種類を変えて、それが当たった人に花束を持って帰ってもらうことにした。喜んでもらえたかしら。


みんなが披露宴会場から下りてくるまでにまだしばらく時間があった。最初にキャプテンさんと司会者さんがやってきて、挨拶をする。ふたりとも「私たちもすごく楽しませていただきました」「とっても楽しいお式でした」と言ってくれたのが嬉しい。

そこへようやく出席者の面々が下りてきた。ここも披露宴が始まる前の迎賓のときと同じく、ひと言ずつくらいしかお話できなかったけれど、始まる前とは違って、だいぶくだけた雰囲気でお喋りできた。


気が付くと目の前に誰もいなくて、全員のお見送りが終わっていた。

お祭りの終わった後のような、充足感と一抹の淋しさ。

これで、本当に私たちの結婚式と披露宴が終わったんだね。

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