ついに結婚式当日

披露宴(再入場〜プチギフト配り)

再入場の前に

いつの間にか、kazeburoのブートニアも私の黒引き振袖と色を合わせたものに挿し変わっている。

お色直し後じゃあ、これで再入場か、と思ったら、その前に階段の踊り場でまたまた数枚の写真撮影。その脇を、トイレ等で席を立っていた出席者が何人か通り過ぎていく。「え、何の模様!?」と覗き込まれるのを、苦笑して隠しつつ、何カットか撮る。


結婚式〜披露宴の間って、新婦の母親は父親と比べて役割が少ないので、再入場は、私と母親がふたりで入場することにした。なので、母親が会場から呼ばれてくる。両親にもクイズに参加してもらうために、黒引き振袖の柄は秘密にしていたので、母親も私の着物姿を見て「綺麗な着物ね。ところで何の柄?」ってチェックされた。

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再入場


そのあたりで、司会者さんがそろそろ再入場、というアナウンスをしているのが聞こえてきた。ざわついていた会場がちょっと静まり、いよいよ再入場となる。

美容師さんが小物類をもう一度整えてくれる。さらに振袖の裾はお引きのままにしていたので、それを左手にまとめて引き上げて歩く方法を教えてもらう。着物の生地がけっこう厚いので握力がいる。なかなか大変。


当初kazeburoは目立たないようにそっと席に戻っておく予定だったんだけど、kazeburoが会場に入る前に、再入場用のBGMが流れ出す。私たちはあれ、っと顔を見合わせたけど、始まってしまったものはしょうがない。kazeburoはひとりで階段を上がって、先に会場に戻っていった。

そのまま続いて、私と母親も入場となる。着物姿ではドレスの比じゃないくらい歩幅が狭くて、階段をゆっくりと上る。右手は母親に取られて、左手は着物の裾を掴んでいるので、転んだりしないよう、内心かなり必死。

最初の入場と同じように、階段を上がったところで一礼して、テーブルの間を進んでいく。高砂席の横では、挙式のときのようにkazeburoが立って待っている。その前まで母親とふたりで進んで、私の右手が母親の手からkazeburoの手に渡された。

挙式のときにも同じようなことをしたわけだけど、相手が母親だとそれはそれで違った印象。

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プチギフト配り

母親が席に戻ったところで、今度は私たちふたりでプチギフト配り。

プチギフト配布中の会場お色直し入場後のイベントといえば、キャンドルサービスが王道なんだろうけれど、王道過ぎて私たちは遠慮。それに、この会場は天窓から明かりが降り注ぐから、部屋を暗くできなくてキャンドルの魅力が発揮できないしね。後々の仕掛けのために、テーブルごとにギフトの籠を分けておいたので、ひとつずつキャプテンさんに籠を渡されて、そのテーブルに誘導される。

プチギフト配布中時間を短縮するために、籠ごとテーブルに置いて各自で取ってもらおう、ということになっていたはずなんだけど、テーブルに近づいていくと、やっぱりみんなと一言でもお話したくなる。なので、結局ひとりずつ手渡ししていった。キャプテンさんに「できるだけ早めに」と言われていたので、せいぜい「来てくれてありがとう」くらいの会話しかできなかったけれど、それでも全員と言葉を交わせたのは嬉しかった。

みんなに祝福の言葉や励ましの言葉(特に、強いお嫁さんを持つkazeburoに対して・・・)をもらいながら、プチギフト配り終了。

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